私はこれまで12年以上にわたり、人材に関わる仕事に携わらせていただき、特に人手不足が騒がれはじめた2016年頃からは採用のプロとして人事部に課せられた採用目標人数を達成させるお手伝いを行ってまいりました。 キャリアのスタートが雑誌の編集記者だったこともあり、お会いした方の話を聞いて適切にレポートしていくことには自信がありましたので、さまざまな業界や職種の方から携わってこられた仕事や、仕事への思いを直接聞ける面接や面談に関われる採用の仕事は天職でした。
しかし、やっとの思いで候補者の気持ちを自社に向かせ、関係性を温め、社長との最終面接までお膳立てができても、社長が目の前の候補者にピンときていないという場面をたくさん見て来ました。そして、この妥協によるミスマッチも多数、目の当たりにしてきました。 これでは、候補者も人事も社長も時間のムダです。
― 社長が絶対に「ほしい！」と思う人材を最終面接の候補者にしたい。
― 社長が右腕にしたいと思える人を採用したい。
― せっかくなら、社長の右腕をたくさん採用し続けられる仕組み作りのお手伝いがしたい。
社長が考える欲しい人材をとことん追求し、妥協なき採用活動を行うことが、社長が社長業に専念できる近道だと思います。結果として期待ほど活躍しないというミスマッチや離職が無くなり、活躍する人材ばかりが社内にあふれるはずです。
何となく良さそうな人、悪くないかもしれない人を採用することは絶対にしないでください。
ぜひ、社長はわがままに、ほしい右腕像を社内に伝えてください。
「社長のカン」が的確だったから、「社長の経験」が活きているからこそ、貴社の事業が存続していらっしゃるのですから。
ですが、社長のカンや素晴らしい経験は、社長の骨身に染み込んだ感覚ですので、誰でもわかる言葉で表すとなると難しいのではないでしょうか。しかし、それでは社長の右腕とはどんな人を指すのかがわかりません。
話は変わりますが、私が、会社員として最後に在籍した会社は、経営課題を抱えた企業様に適切なスキルと経験をお持ちのプロ人材をご紹介するという人材会社でした。私の役割はビジネスのプロ、時には大企業の元経営者の方々にインタビューし、その方を企業様にご紹介するためのレポート作成です。いわば、人生の軌跡を事実と思いを乗せて、その方に代わって商品として売り出すお手伝いです。
編集者時代に学んだ製品やサービスに対する思いを誰が読んでもわかるように言葉にすること。そして、顧問会社時代に「この方と経営課題を解決したい」と言っていただく個性が表れるレポートを創ってきたこと。言葉にしていく大切さをたくさん経験してきたことから、社長のカンと経験を整理する、というコンサルティングを行うことにいたしました。
社内を社長の右腕でいっぱいにする採用の仕組みで、貴社に入社する人・採用に携わる人事担当者・そして社長、みなさんのベストマッチを生み出したい、こんな思いで当社、株式会社アップターンは「全員、社長の右腕採用」のお手伝いをさせていただきます。
PRO（採用アウトソーシング）会社、新卒採用支援会社、顧問紹介会社等、人材に関するあらゆる領域を経験。
これまで多いときで年間800名超、数多くの大学生・社会人・シニアエグゼクティブとの面談や面接を行い、人を見る力を養う。
人材会社社員と複業での採用支援の2足のわらじで培った「あらゆる会社の採用課題に応える経験」を武器に2017年独立。2018年に採用コンサルティングの株式会社アップターンを設立。
